時差もあまりなく、
広大な土地の広がるオーストラリア。
そこで就職できたら、
自分の人生を変えられるのでは・・・
そうイメージできるものの、
やはり不安がつきまとう。
そこで今回は、オーストラリアでの
日本人の就職がどのような
ものかについてまとめてみた。
目次
オーストラリアの就職率…就職と学歴、新卒について
オーストラリアで就職するには、
オーストラリアの就職状況を
見るのが一番だろう。
最初は、オーストラリアの大学と
就職率を見てみよう。
オーストラリアは
大学進学率が世界でも
トップクラスである。
その理由は以下の通り。
世界トップクラスの留学先として
知られているオーストラリアには
毎年世界各国から大学に進学する人が集まっている
引用:オーストラリアのトップ校ベスト5ー小学・中学・高校
そんな優秀な人材が集まる
オーストラリアでの就職率は
66.553%で、世界38か国中11位である。
これは低いように感じるが、
日本のランキングは18位。
日本よりも
上位で意外と高いのだ。
また、オーストラリアは
学士号の他に修士号がなければ管理職になれない、
というような風潮まである。
修士課程まで進む学生も
増えているのだ。
参考:オーストラリアは学歴社会?!オーストラリア移住生活の現実
オーストラリアでは、
就職と進学が大きく
関係していることがよくわかる。
実際、オーストラリアは学歴社会だ。
自分自身をステップアップしたり、
転職したりするために、
何回も大学に戻って学びなおす。
なかなか、新卒の人には
厳しい社会かもしれない。
就職する条件も難しい。
オーストラリアの就職は
ハードであることがうかがえる。
オーストラリアで就職!活動と事情(就職事情)
次に、オーストラリアの
就職事情を見てみよう。
まず、オーストラリアの
就職活動の時期についてである。
オーストラリアは
大半の大学が12月卒業となっている。
そのため、企業へエントリー
するのは3月ごろから。
そこから4月中頃あたりに
選考が行われる。
内定は7月ごろから出される。
参考:国別就活スケジュール(マイナビ国際派就職)
かなりの学歴社会のため、
就職事情もなかなか大変だ。
難易度も非常に高いと
言えるだろう。
では、オーストラリアでは
どのような業種で雇用が多いのだろうか。
オーストラリア最大の
雇用部門は小売部門である。
(中略)
2006年国勢調査データでは、
小売業に次いで、医療・社会扶助、
製造業、建設業が続く。
引用:雇用労働事情-オーストラリア-オセアニア-各国・地域情報
あまり職種に
統一感は感じられない。
だが、オーストラリアは
観光などに力を入れている。
それもあり、
小売業などの業種は
必要とされるのだろう。
オーストラリアで就職、日本人の求人(日系企業)
オーストラリアは
多くの人種が存在する。
そんなオーストラリアでは、
就職で差別というのは
存在するのだろうか。
実は、オーストラリアは現地人よりも
移民の働きが優秀すぎて、オーストラリア人の
雇用がなくなるという問題が起こっている。
就職では、そこまで
気にすることはなさそうだ。
しかし
言葉ではなくても、
態度や雰囲気で敏感に伝わってくる
「目に見えない差別」のようなものです。
この傾向はシドニーやメルボルンなどの
大都市ではさほど感じませんが、
地方都市や郊外で生活すると見えてくる時があるのは事実
引用:【オーストラリア留学】アジア人の割合・差別について【白豪主義】
ということもある。
オーストラリアに就職する際、
多くの日本人がホテルなどを使用する時に
感じることもあるかもしれない。
ちなみに、オーストラリアに
進出している日系企業は多数ある。
差別などの心配があるなら、
オーストラリアの求人情報をチェックして、
日系企業に勤めるのも一つの手だ。
ただ、業務中英語は必須になるので、
英語はしっかり習得しておくべきだろう。
オーストラリアで就職、ビザは?留学のエージェントと就職
ここまで色々と紹介をしてきたが、
自分の実力を見るためにオーストラリアで
仕事したいと強く思っている人もいるだろう。
確かにグローバル化が進んでいるので、
世界を視野に入れて就職する人は
増えているのも頷ける。
では、オーストラリアでの
就労ビザはどのように
取得出来るのだろうか。
申請条件は
・雇用主の審査、職種の審査、就労者の審査
・スポンサーが必要
・フルタイムの正社員
・エントリーした職種限定
職務経験が2年以上ということもプラスされ、
なかなか厳しいと言えるのではないだろうか。
だが、留学についての
ビザも発行することができる。
コチラの条件は
・ 学生ビザ認定のある学校へフルタイム入学
・ 指定学生健康保険へ加入
・ 18歳以下は、滞在期間中の資金がある証明
・ 必要な場合健康診断証明
というもの。
就労ビザよりも
条件は緩いものとなっている。
また、日本にも
オーストラリアの留学を紹介する
エージェントが多くいる。
最初は留学することから
始めるのもよいのではないだろうか。
海外に強い転職サポート
まとめ。学歴社会のオーストラリアで就職はハードルが高い
オーストラリアでの就職は
学歴社会であるため
非常に厳しいことが分かった。
もし、就職を考えているのなら、
まず留学をしてオーストラリアという土地を
見てから決めてみるのも良いかもしれない。
オーストラリアのパースでのびのび暮らす西尾。
自分と同じく白子が大嫌い(笑)。
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