東京へ移住したいと考える人は多い。
仕事や夢のため、華やかな都会での生活をしてみたいなど、
理由は人それぞれ。
上京自体は大いに結構だ。
大きな地方都市は数あれど、東京のほうがやりやすい、
東京でしかできないことたくさんあるのは事実。
ただ、問題は上京して生活できるか。
様々な思いを持って東京へ移り住んだとしても、
その理想がかなわず地元や
違う場所へ移住してしまう人も多い。
では、東京へ移住する上で
考えておきたいことは何なのだろうか。
東京への移住を失敗し、
後悔しないために知っておきたいことは何だろうか。
東京に移住する上で知っておいた方がいい場所や、
受けられる支援などをまとめてみる。
目次
東京に移住する費用は?補助金は300万円?支援(移住支援)について
東京に移住するのは、当然無料ではない。
引っ越し費用や仕事を始めるまでの貯えなど、
経済的な問題は考えておかなければならない。
2019年から、移住支援のための
補助金が支給されるようになった。
条件付きではあるが、
移住すればもらえる可能性があるのは魅力だ。
移住支援の補助金は最大で300万円。
これだけを目的として移住するには心もとないが、
移住した先での生活を楽にできるので
十分にありがたい金額だ。
だが、残念ながら
憧れの東京へ移住して、
さらに300万円ももらえると考えてはいけない。
支給条件を満たす必要があるからだ。
支給条件は以下の3つ。
1
東京23区の在住者もしくは
直近5年以上23区内に通勤していた
2
転入後三か月以上一年以内に申請する
3
各都道府県がマッチングサイトで
支援対象として掲載している企業へ就業、
もしくは起業支援金の交付決定を受ける
この条件を満たした場合、
単身者は最大で60万円、
世帯では最大100万円が支給される。
さらに、1と2の条件を満たしたうえで、
起業しその地域で役立つと判断されたものに、
別に最大200万円の起業支援金がある。
条件を見ればわかるが、
東京23区や首都圏への移住者には支給されないのだ。
ただ、首都圏の中でも
奥多摩町や秩父市など一部の地域は、
条件不利地域として支給対象となっている。
東京で遠隔地への移住を
予定している人はチェックしてもらいたい。
東京に移住したい!おすすめの仕事は?失敗したと後悔しないために
東京移住の魅力は、
やはり生活の便利さや
華やかさではないだろうか。
テレビを見ていても、
紹介されるのは首都圏の情報が多い。
趣味を仕事にしたような
コアな仕事が多いのもやはり東京周辺だ。
移住する上でのおすすめの場所は
治安が良く家賃相場が安いところ。
これらをクリアしている人気の地域は阿佐ヶ谷。
東京は交通網が非常に発達しているので、
近くに駅があれば主要なところへは行ける。
不便なところの家賃が下がるのは当然だが、
注意点としては家賃の相場が
場所によって大きく違うこと。
固定費として
家賃をなるべく安くすませることは
非常に重要。
後悔の理由としてよくあるのが、
移住したはいいものの、家賃などの固定費が高く
支払うのがきつくなるといったもの。
安ければいいというものではないが、
自分に合った計画を立てる必要がある。
自分も移住したときに、
自分の希望を盛り込んだ結果、
相場より家賃が高い物件を選んで失敗した経験がある。
失敗しがちな部分なので注意してほしい。
もう一つ、上京失敗の理由となり得るのが、
仕事に関する問題。
東京には本当に様々な仕事があるが、
仕事の内容や報酬は本当に玉石混交である。
仕事に関しておすすめするのは、
月並みだが、数多い仕事の中から
自分に合ったものを選ぶこと。
やりがいや楽しさと収入がかみ合えば文句はないが、
そうでなければ、どこで妥協するかを
しっかり考えることが重要だ。
東京の移住相談センター(移住センター)について。センターのイベント(交流ガーデンなど)は東京でも?2024年の情報
東京には移住を支援してくれる移住支援センターがある。
また、他にも交流ガーデンでは
移住に関するイベントが数多く行われており、
2019年もたくさんのイベントが行われている。
ただ、ここでも残念ながら
という言葉を使わなければならない。
移住相談センターで相談できるのは、
東京から地方への移住に関する相談だ。
そもそも、移住相談センターと呼ばれている
「ふるさと回帰支援センター」は、
東京都と大阪府とは提携していない。
これらへの移住に関しての
相談をできる相手がいないのだ。
同様に交流ガーデンで行われているイベントも、
東京から地方への移住を促すために
開かれているものがほとんどだ。
移住センターと聞くと
どんな移住にも対応してくれそうだが、
東京の移住相談センターはそうではないのだ。
まとめ
東京に移住する上で考えたいことを、
お金と仕事をメインに挙げてみたがいかがだろうか。
もちろんこれだけが問題になるわけではない。
自分のライフスタイルや計画などとの兼ね合いなので、
自分が重要だと思うポイントは
細かく調べることをおすすめする。
日本の約10%の人達が住んでいる東京。
これだけの人が住み、住みたいと思われているのだから、
同じ壁にぶつかった先輩移住者を見つけることは難しくない。
テレビや雑誌などの情報も
東京にまつわるものが多いので参考になる。
情報が得やすいので、
事前準備が一番しやすい都道府県は東京だと言える。
移住というビッグイベントに対しては、
失敗しないよう慎重になったほうがいい。
問題が起こったとしても冷静に対処できるよう、
周到な準備をしてほしい。
東京から脱出したいと常に語るのは、
自分と同じマザコンの省吾(笑)。
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