スイスへの移住を考える人も増えている。
スイスは自然もあり、
環境としても過ごしやすいというのが理由だ。
しかし、実際にスイスへ移住した際に
どんな仕事があるのかなどは
あまり知られていない。
今回はそんなスイスへの
移住について調べていく。
目次
スイスに移住するには?ビザの条件など方法
スイスへ移住するにはどうすればいいのか。
まず、日本人の場合、
90日以上スイスで滞在するためには
ビザを取得する必要がある。
ビザの種類には
目的に応じて複数あるうえに、
スイスでは州ごとに権限がある。
一個人がビザを取るには
わかりにくいところがあるのだ。
最近はオンライン上で完結する事務手続きもあるが、
ビザの場合、最終的には大使館に問い合わせて
手続きを進めるしか方法がない。
滞在許可を得られるビザは複数の種類があるが、
就学目的なのか就労目的なのかによって
ビザ取得の条件は異なってくる。
就労の場合、
その人でないといけないという証明を
採用企業側が行わないとビザの許可がでない。
また、この手続きには
年単位で時間がかかる。
この条件を満たしていないと就労できないので、
定期的に進捗状況を問い合わせる必要があるのだ。
一方で就学の場合、90日以上留学するためには
留学先の学校を決めてから学校へ確認し
その州の制度に沿う必要がある。
また、就学を目的にビザを取得すると
バイトなどの労働をすることはできない。
就学でビザを得る場合、
不労所得がないといけないのだ。
スイスに移住した日本人の仕事は?費用も紹介
スイスへ移住した日本人は
どんな仕事をすることになるのか。
スイスで働く場合、一番多いのは
日本の企業が出している
スイスの支社、支店で働くことだ。
しかし、現在では日本企業を経て
現地の企業に転職することも
多くなっている。
ではどんな企業が
日本人を求めているのだろうか。
スイスで日本人を求めている仕事は、
日本食ブームから寿司職人や
日本食を提供するレストランの店員、観光ガイドなど。
これらは比較的就職しやすい。
ただし、スイスの就労ビザを持っていなければ
職人以外は仕事に就くことが難しいのが現状だ。
そんなスイスでの就職だが、
日本にいながら就活をする場合には
エージェントに依頼するのが一番だ。
エージェントに登録し
利用するための費用はかからない。
スイスで就職する際にかかる費用は
渡航費やビザの取得に必要な事務経費などだ。
スイスに移住…デメリットは?ブログでチェック
スイス移住のメリットは
なんと言っても他の北欧の国同様に
有名な雄大な自然だ。
日本と違い都市から車を10分走らせるだけで
ハイキングコースがあるくらい、
自然が身近にあるのだ。
心身のリフレッシュも
日本よりかんたんに行うことができる。
また、子供がいると嬉しいのが
公立校へ通わせて成績優秀であれば
義務教育期間中は授業料が無料であることだ。
大学などの高等教育機関でも
日本より安く済むのは、
教育を考えるうえで大きなメリットとなる。
他にも、日本と同じように治安がよく清潔。
交通機関も充実しているのは、
移住するうえで大きな判断材料になる。
特に日本の交通機関に慣れていると、
遅延が普通な他の国では戸惑うことがある。
スイスの交通機関は定時で来るので、
日本と同じ感覚で使えるのだ。
メリットがあればデメリットがある。
ひとつは州により
生活習慣や使用する言葉が異なること。
特に日本からの直行便が飛んでいる
チューリッヒは、マイナーなスイスドイツ語圏だ。
一般会話では
英語だけでなく
ドイツ語すらあまり通じない。
他にも、医療制度が異なったり、
物価がかなり高いなど日本との違いは多く、
これらがスイス移住後悔の理由に挙げられるのだ。
そんなスイス移住だが、
スイスに住んでいる人のブログで
スイスでの日常について綴られている。
移住を考えているのであれば
一度読んで情報を仕入れるといい。
まとめ ビザの取得が必要なスイス移住。メリットとデメリットを把握する
雄大な自然のあるスイスへの移住。
目的に応じたビザを取得する必要があり、
手続きには時間もかかる。
言語の違いや物価が高いなどの
デメリットもあるが、
しっかりと情報を仕入れて後悔しないようにしよう。
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